I.S.art project

Chapter 01 — 2026 —

05 — MESSAGE

MESSAGE

想いを、受け継ぐ。

I.S.art projectという名前は、私がつくったものではありません。
祖父が立ち上げ、劇団を営み、その後、父が受け継ぎ、母とともに建築事務所を営んできた名前です。
そして今度は、私がこの名前を受け継ぎます。
2025年、母が15年間の闘病の末、亡くなりました。
母が亡くなるとき、私はそばにいることができませんでした。
長い闘病生活だったにもかかわらず、もっと会いに行けばよかった。もっと話せばよかった。もっと力になれたのではないか。
今でも、たくさんの後悔があります。
私は幼い頃から、病気と闘う母の力になりたいと思っていました。
医療の道へ進むことはできなかったけれど、その想いがなくなったわけではありません。
いつか私がつくりたいのは、おじいちゃん、おばあちゃんが人の温もりを感じながら幸せに暮らし、人生の最後まで安心して過ごせる場所です。
そして、そこに暮らす人だけではなく、その家族にも寄り添える場所。
「もっと会いに行けばよかった」「もっと何かできたかもしれない」
私と同じような後悔を抱える人を、一人でも減らしたい。
それが、私がいつかI.S.art projectで叶えたい夢です。
今の私たちは、まだその夢からは遠い場所にいます。
メディア、アプリ、ファッション、スタジオ、マーケティング、教育。
まずは、自分にできる小さなことから始めます。
分野は違っても、大切にしたいことは変わりません。
人とのつながりを大切にすること。誰かの役に立つこと。出会えたことへの感謝を忘れないこと。
小さな「ありがとう」が、また誰かへの「ありがとう」につながっていく。
そんな感謝の輪を少しずつ広げながら、会社を育てていきたいと思っています。
祖父から父と母へ。そして、私へ。
受け継いだ名前と想いを、今度は新しい形で未来へつないでいきます。
2026年9月10日。
I.S.art projectは、新しい一歩を踏み出します。